厄年日誌

私のライフワークブログです。途中まで学生時代の記事です。

好奇心について

 今日は会社(工場)の人との会話から好奇心について考える機会があったのでメモします。

 会話をしたその人は工場の(主任)オペレータです。私は技術スタッフ。その人は先日「自分は高校で機械を学んだから、(化学)工場の事はよく分からない。」と言っていたので、会話の切り口として「機械寄りの設備管理(という部署)に興味は無いのですか?」と私が訊きました。その後の会話は社内業務の事情の話をしたのですが、ひとしきり話した後その人は「自分達の時代はあまり勉強せんでも良かった。高卒はあまり専門とか気にしていない。」「それでも機械に興味はあるんですよね?」「機械に特に興味があるとかは無い」「そうですか。僕は化学に興味があります。」「それは大学で勉強したからよね。だから今、頭で仕事をしているんよ。俺らはその代わり体力で仕事をしている。」

 その後、高卒でも工場に詳しい人を私が挙げたものの、個人的素養ではなくその人自身の元々の能力によるもの(私が高卒と思っていた人が実は大卒だったり)だ、との事でした。鶏が先か、卵が先かの話になりますが、私は個人的素養(遺伝的な性質?)が先で環境影響(学歴?)が後かな、と思います。その理由は、(私の経験だけですが)素養がある人に情報が集まりやすい傾向にあると思うからです。やはりこれを裏付けるデータが欲しいですね。。