MRの話
先週火曜に9時から放映された”フリーター家を買う”を毎回見ています。
(明日あります)
久しぶりに泣きました。
自分もドラマの母親と同じように円形脱毛症になるほど病んだ母を目の当たりにしてきたので、
感情移入しちゃいました。
原因は家族の事なので避けますが、人は(自分も含めて)ホントすぐに壊れる生き物だと思いますね〜
自分は人がそうならないよう(関係性によりますが)見守ってフォローしていきたいです。
さて就活情報第二弾♪
<武田薬品工業株式会社>
要点
・取引先の3/4は先進国
・製薬会社は景気に左右されにくい
・利益率28%
発表者はMR(Medical Representative)の人だったので、
MRの話が主でした。
MR=営業職と捉えられがちですが、実際の価格交渉はしません。
納品作業、代金回収もです。
関係者は医療機関(病院)、MS(薬品を卸す業者)で
医療機関⇔MR⇔MS(卸業者)
というように密接に関係しています。
MRは医療の専門家を相手にする仕事なので、
学会に出かけて情報を集めたり、論文(パンフレット)を読んだりする必要があります。
なので新入社員は5か月研修を受けて、通常6教科のテストがあり合格して資格を取るようです。
薬剤免許を持っている人は3教科のテストになります。
発表者の説明が終わった後、質疑応答があり、
「理系の人のMRのアドヴァンテージはありますか?」
と訊かれた発表者は、「学会や論文に免疫があります」と言っていましたが、
発表者の反応とプレゼン力、コミュ力を考慮すると文系有利な印象がありました。
またMRは自己管理がとても大事な職業で、大体8:00-21:00で勤務し、
その時間の使い方は各々の裁量に任されています。
ここからは自分の考えを述べさせていただきます。
(化学系の者なので、あまり情報は持っていませんが・・・)
武田に限らず薬品業界は、収益のの大半を占めるブロックバスターが今年特許期限が切れていっています。
(2010年問題)
そのブロックバスターはジェネリックとなるので、他社も参入できるようになり、
あまり利益が出ない薬となります。
新たなブロックバスターを作るにしても、
(あくまでイメージなんですが、、)日本の制度は新薬投入にとても慎重で
アメリカやヨーロッパの企業が有利かと思います。
(武田はアメリカに支店(研究所?)があるようですが)
日本で企業再編が進むのは間違いなさそうです。
なかなか厳しそうですね。。。