タイヤについて
私は今、ガソリンスタンドでバイトをしています。
ガソリンスタンドで行うタイヤ営業で必要な知識を求め、ダンロップのタイヤアドバイザーに挑戦してきました(8月29日)。
丸一日かけてタイヤの構造といった技術的な知識を、
専門家の方が授業をし、
最後にテストをして70点以上取れば合格という気軽な資格です。
なぜこれに挑戦したかというと、仕事で将来プラスになるかもしれない事(宇部興産でタイヤ製品がある。<UBEPOL BR、UBEPOL VCR>)と個人的な興味(車体の中でタイヤが一番好き!)です。
さて、この授業で受けたことを簡単にまとめていきます。
まず、タイヤの歴史。
1493年〜1496年 コロンブスがゴムを発見。
1807年 フランスで初めて自転車が発明された。
1888年 イギリスの獣医ダンロップが「空気入りタイヤ」を発明。
⇒これは獣医であったダンロップが羊の腸を今のチューブ代わりに使用し、自転車のタイヤを作ったのをきっかけとしている。
次に世界のタイヤメーカーの売り上げランキング(2008年)。
1.Bridgestone Corp.(JAPAN) タイヤ売上高 23435(百万ドル)
2.Group Michelin(FRANCE) 22820
3.Goodyear Tire&Rubber Co.(USA) 18525
4.Continental A.G.(GERMANY) 8100
5.Pirelli&C.S.p.A(ITALY) 6003
6.SUMITOMO RUBBER Industries Ltd(JAPAN) 4843
7.YOKOHAMA Rubber Co.Ltd(JAPAN) 3976
タイヤ売上No.1のブリジストンが日本の企業とは知りませんでした(汗)
学科の友達が就活でタイヤ業界を狙いに行った理由が分かった気がします。
<意外に多いタイヤトラブル>
タイヤの整備不良率は2009年の調査で30.4%を示しています。
(空気圧不適正を除くと17.0%)
皆さん、タイヤの空気圧気にしてますか?
(1か月に5%程度抜けますよ!=例えば2.0kgf/cm2であれば、2.0×0.05%=0.1kgf/cm2程度)
この計算だと1年と2か月で元の半分の値1.0kgf/cm2になり,二年と四か月で元の1/4の値0.5kgf/cm2となります。
溝ありますか?
(タイヤに△印があって溝の中で盛り上がっている部分があるんですが、この部分が溝の底から1.6㎜の部分でこの2倍の3.2mmで
制動距離が累乗的に(一気に)伸びます=つまり80㎞/hr出していた車が溝がタップリある時は50mの距離で止まっていたものが、
溝がないと80mで止まります。)
⇒高速で死にます
<解決策>
空気圧はガソスタで無料で入れてもらえるので、問題は溝ですよね。。。
変えるのが一番ですが、だいぶ値段がかかるのでタイヤの”ローテーション”をしましょう。
なぜローテーションをするかといえば、駆動の仕方や道路の構造により
前輪・後輪、左右でタイヤの摩耗が異なるからです。
ですので前輪駆動の場合、左前輪に注目し左後輪と交換しましょう。
(後輪駆動は左後輪を左前輪と交換⇒なぜ前後で交換かというとタイヤのカーカス(網目)のくせが前後で似ているので、交換しても運転上違和感がないから)
小難しい事をだらだら書いてもあれなんで、次回にまた続きを書こうと思います。
タイヤは、運転する上での貴方やあなたの大切な人にとって命に関わるものなので、特に気を付けてメンテナンスしてくださいね☆