電子部品メーカー〜その2〜
上の写真がざっと得意分野に分けて会社の種類を並べたものです。
左上の売上高No.1の京セラ、電子部品だけの売り上げではNo.1のTDKについて今日も自分のメモを元に説明します。
・京セラ(前は京都セラミック)
強み:セラミック部品
京セラはその名の通りセラミック素材の将来性が企業の存続を決定するのではないかと自分は考えています。
現在のところ、そのセラミックは電子部品だけではなく多岐に渡り、
例えばセラミックナイフは月2万5千本出るなど好調だそうです。
セラミック以外で手懸けているのはサファイアだそうで、それを加工してサファイア偏光板でシャア90%を占めています。
(★銀座に装飾店も出しているそうです☆)
<自分はこのブログで文章を書く際、
より客観的により柔らかく流れるような文章を心がけています。>
何を言っているかというと、
客観的説明会以後、MSNのニュースで知った”社員に愛されていない企業ランキング”で
京セラがキャリヤコネに登録されている113社中、45位であったということもやはり知らせるべきだと思ったので、他意はない事を説明しておきたかったということです(ロームは34位です)。
・TDK
電子部品売上高世界No.1
強み:HDD用磁気ヘッド、コイル
ホームページに「自己の能力や個性を最大限に発揮することで、
それぞれの社員が精鋭になっていく―――それがTDKの”少数精鋭主義”の考え方です。」
と書いてあるように人事の方の話から自由な雰囲気の会社であるという印象を受けました。
もちろん学閥はなく、(自分的に「ん!?」となった部分なんですが)院卒を学部卒と区別しないらしいです。
また必要な人材要素は、
・モノづくりに興味
・自頭で考え抜く力
・夢
だそうです。
それを計るために選考ステップの中に数学・物理・化学・機械の中から3つ科目を選んでテストを受けるそうです(汗)
それではこのシリーズのまとめとして
2010年度決算の5社の売上高を載せます。
京セラ 1兆738億円
TDK 8088億円
murata 5308億円
日本電産 5874億円
ローム 3356億円
なので、ご参考にして下さい。
それでは御機嫌よう♪
(10/31に、大阪でも同じセミナーが開催されています)