仲いいことは、いいことだ
12 カラス.wma
04 いつも誰かのせいにしてばっかりだった俺.wma
セルフブランディングという言葉を見ました。
自分が大勢の人の中から一歩抜け出すには、自分をブランド化するというものです。
この言葉は自分が普通の人より上位に立っていると思い込みやすいものなので
自分はあまり好きではありませんが、
自分の価値を高めるという視点で考えると、
(仲よしさ的に)グレーゾーンの人をどれだけ繋ぎ止めていられるかというものではないかと気にするようになっています。
グレーゾーンの人を説明しますと、自分とあまり顔を合わせる機会がなく、
疎遠になりつつある人のことです。
自分の場合は他研究室の人に当たります。
前、文芸春秋を読んだときに、偉大な政治家の人の接し方という特集がありました。
その中で、昭和の妖怪こと岸 信介や田中角栄の接し方が非常に印象に残っているんです。
昔の政治家たちなので、派閥が強固な組織で彼らの派閥は最大のものであったことは想像に難くないのですが、
彼らが注意を払っていたのは、同じ政党の他派閥の、敵でもなく味方でもないグレーゾーンの人々でした。
自分の派閥だけで政権運営できるはずもなく、
多くのカギはこれらの人々が握っています。
岸 信介さんは、これらの人々を一人一人家に招いて、
自分の家族と一緒に食事をとったそうです。
人に好かれる人柄であることはもちろん、多くの人に気を使っていた事実を知ると感慨深くないですか?
グレーゾーンの人々と接することで、自分が絶対知れない情報や協力を得られる可能性があります。
反面、あまり顔を合わせないので、その人との趣味嗜好が分かりにくく、
話題のチョイスが難しいですよね(汗)
ですが安易に無視したりせず、やれるだけやります(ガッツポーズ)
これは、八方美人がいいとか自分のグループだけにしか興味ないし〜とかそういう次元の話ではないです。
小難しい政治家の話なんて出してスミマセン。。。