厄年日誌

私のライフワークブログです。途中まで学生時代の記事です。

歴史という法廷に立つ覚悟

 あまりこうゆう政治的なことは言いたくなかったが、

朝ニュースを見て、マイケルを見るときに感じる震えとは

逆の”おいおい〜、あんたら何してんだ”

非常に残念に、この日本の将来をかなり案じた。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091125-OYT1T00739.htm

この記事を見て、「効果が国民に見えない」と書いてあるが、

当たり前じゃないか!


 私の今やっている(学生)研究と国の最先端事業と比較できるわけがないが、

元はここからなので言わせていただく!

私の研究テーマは”膜濾過プロセスのバイオファウリング状態のモニタリング”

という、まあ、膜に(水道から)自然発生した生物が詰まったのを

ただ見とくというざっくりしたもので、

具体的な目的は決まっていない。

先輩のM1 M2の人たちに訊いてみても、サボっているわけではなく、

「俺も、(自分が)何をするつもりなのかわかってないよ」

と平気で言う。

先が見えないこと

つまり方向性がなく、その研究をやってみて、

そこからかすかに見えた不思議現象を疑問に思い、

自分なりの、法則化したある結論になんとかもっていく

というまったく計画性のないことを毎年毎年行っているのだ。

時には、ていうか、人や実験によっては

いつも同じことやって前にまったく進んでいないことは

ありふれている。


 理系のやつが合理的ではないことを行うという

矛盾に満ちた事をする。


粋じゃん


これが真理に対する代償だと考えたら、

それだけ犠牲の伴うものなのだ。


 例えば携帯。

毎年毎年、日本メーカーから進歩した機種がよく出てくることよ。

一時休止とかないんだぜ。

継続してだぞ!

これがどれだけ大変なことか。

裏で、日本流のチームワークであらゆる分野の技術者・研究者が

「海外にはぜったく負けたくない。

俺らで新しいものを作るんだ。(古いがまだ絶対言われてる)日本はこんな小さい国で資源がないから、

技術でやってくしかないんだ。」

と仲間たちに鼓舞しながら、毎日夜遅くまで仕事に勤しんでいる。

このような日本の人々のことを考えながら、一生懸命生きている人を馬鹿にしてんのか!

そのようなことをほんとにやると優秀な人はこの国から去るぞ。

ただでさえこの国の魅力は減ってきているけど、

でも日本好きだから!

なるべくここで頑張りたいと思ってると思う。


 感情的に書いちゃったけど、仕分け人の人は冷静に人の話を聴いて、

判断してほしいと願います♪