厄年日誌

私のライフワークブログです。途中まで学生時代の記事です。

最初で最後の心理テスト♪

 さて、今日は心理テストでもしましょうか。

出典は落語的学問のすすめより(作者 桂文珍

二人は恋仲

Lさんという女性と、川を挟んで、Mさんという男性がいます。

二人は相思相愛です〜

或るとき、川が大水で橋が流れてしまいました。

さあて、会うのに渡らなければならない肝心の橋がありません!!!
どうしましょ〜

Lさんは向こう岸に渡りたいけど、泳いではもちろん行けません。
でも、彼女は彼に会いたい。

そこで、Lさんはボートを持っているWさんという男に

「悪いけど、Mさんのところへ連れて行ってくれない?」

けど、Wさんは

「わたしは忙しい、そんなもん知らないよ」

仕方がないので、今度はSさんのところに行きます。
Sさんもボートを持っているんですね〜〜。

ところが、この男、

「おまえ、ただで行かす訳に行かないね。解かってるやないか、一晩付き合うなら送ったる」

彼に会うためなら

Lさんは、Mさんに操を立ててまいりましたが、彼に会うためなら、ここは一晩だけ目をつぶって辛抱しようと思って、このSさんと一夜を共にします。


当然、Mさんは

「君にあいたかった。よく来たな。けど、どうやって来たの」

そう訊かれて、Lさんは「実はSさんにさせて」(笑)

云わなくてもいいことを口走ってしまいます。

さあ、Mさんは怒り出します。

「それはあなたを愛しているからよ」と言っても許してくれない。

結局、「そんな女は要らん」といって、どこかに去ってしまいます。

Lさんが一人しくしく泣いているところに、Hさんという男が現れて、

「それはかわいそうや」

「そんなことはもう忘れて、僕と暮らそうじゃないか」と。

いうことで、LさんはHさんと結ばれましたとさ。

問い

今の話に登場したLさん、Mさん、Wさん、Sさん、Hさん、この中で貴方が好きな人物を順番に書いてください。

結果発表

え〜、皆さんそれぞれ好きな順番に並べましたでしょうか。

Lさんというのは「love」、Mさんは「morale」、Wさんは「work」、Sさんは「sex」、Hさんは「home」を意味します。



ですから、その順番は自分が大事にしているものの順となるのです。


落語的学問のすすめ (新潮文庫)

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